「お金がない貧乏で不幸な私」というマインド

よくある悩み事に「お金がない」 というものがあります。
今世に生きる人にお金嫌いはいないものです。
お金さえあればほとんどのものは手に入るのも確かなことでしょう。
お金があれば毎日働く必要もなくなりますから、自由な時間も買えるといっても過言ではないでしょう。
ですから、多くの人々はこのように「お金」が持つ醍醐味を知っています。
その一方で「お金がない」 と感じている人がなぜ今世にこんなにも大勢、溢れかえっているのでしょうか。
お金がないと言って本当は銀行口座に何億円も貯金のある人もいます。
しかし「お金がない」という悩みを訴える人多くは、借金やローンの支払いに追
われていたり、生活していく上で因っているものです。
こういう状態の人が宝くじで大金を当てれば悩みはすべて解決するかといえば、それは間違いです。 必ずまたお金に困る出来事がやって来るでしょう。
スピリチュアルの視点において、お金をめぐる問題の答えはすべてあなた自身のマインドにあるととらえます。
あなたがお金に対してどのようなマインドを持っているかによって、現在のあなたのお金に対する見方がつくられているといって間違いないでしょう。
悩みを抱えるBさんの事例をみていきます。
Bさんは英会話の講師をしており、評判の良い指導者で実力もありましたがその勤務形態は決して良くありませんでした。
拘束時間が長い割に給料に反映されない学校に就業してしまい、Bさんは給料に対する不満が絶えませんでした。
「自分は実力もありもっと評価されるべきだ。もっと給料が良くレベルのハイレヴェルな学校に勤務できるはずだ」と愚痴を言っていました。
しかしBさんの話を聞けば聞くほど「お金をたくさん得ている人は給料泥棒」、「お金持ちはなんでもお金で解決する人を馬鹿にする」など、お金持ちに対するイメージが相当悪いということを察しました。
Bさんの境遇は子供の頃から貧しく、父親は金持ちに雇われた漁師でした。
漁師の仕事は体力を酷使し、非常に大変な仕事であるにもかかわらず、雇い主からは仕事内容に見合った報酬が得られず、父親は家に帰るといつも「俺は金持ちにこき使われる家畜同然」とこぼしていたそうです。
その父親から影響からなのかたくさん稼いでいる人や、お金持ちに対する印象が悪くなっていったのでしょう。
しかし、現実はお金があっても性格の良い人も悪い人もいますし、またその逆にお金がなくても良い人も悪い人も存在します。
Bさんは自分のマインドを通して目に映る世界で存在している「お金持ち」が、かつての父親を安月給で雇っていた人のように、奴隷のようにこき使って人間扱いしないような人たちの種族に映っていたのでしょう。
つまり言葉にするならば、 「お金持ちは貧乏人を家畜のように扱う醜い連中だ」 「お金持ちはずる賢く貧乏人は人が良い」 というようなマインドで、もしかすると、自分とはまったく関係がない異世界の人というような意味を持ったマインドもあるかもしれません。
こんなBさんは自分のことを「自分は貧乏人」「金持ちに使われる家畜」 と思っていたでしょう。
こんなマインドを持っていてはいつまでたっても、お金持ちになれません。もしもBさんが少しでも今より多くお金を手に入れようとするなら、マインドはこのような悪魔の囁きを投げかけるでしょう。「そのお金をあなたは本当に手に入れてもいいの? 父親の雇い主のように家畜のように他者を扱う人になるよ」
つまり、 Bさんは悪魔の囁きの続くマインドを自分自身だと思っている限り、お金持ちからは縁遠いままでしょう。
Bさんのようにマインドのせいで貧窮した生活から抜け出せないのは悲しいことです。
もしBさんがこのマインドの呪縛から解かれ、高い精神性に目覚めて生きることができるならば、まったく今とは異なった人生になるに違いありません。
さほどお金のことなど考えずに済む人生かもしれませんし、Bさんの実力に見合った企業に就職できる可能性もあるでしょう。
こういった悪質なマインドに気づかない人がいる限りは、賭博や株・投資などの資産を増やすことを目的としたビジネスはなくならないでしょう。
なぜなら、そういった人たちからお金を吸い取り続けることができるからです。
「お金がない私」というマインドから抜け出さない限りは、悪魔の囁きによるプレッシャーから逃れられないため、どうすればお金を得られるか?ということに必死に時間と労力を使う人生になってしまいます。
他者から見ると十分資産を得ていたとしても、その人にとってはまだ足りない、まだ
足りないという感覚に襲われ、まったく幸福を感じることはないでしょう。
皆さんの真の幸福とはお金がないと感じた時に、どうすればもっとお金が得ら
れるか?」と考えお金を得ることではなく、「お金がない貧乏で不幸な私」というマインドがつくり出している虚像に気づき、そしてそれは自分ではなかったのだと気づくことです。
そのことによって、あなたの懐事情は自然と豊かな方向へと向かうことでしょう。

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