騙される心理メカニズム

 ある心理学者によれば、スピリチュアルに足を踏み入れたことがきっかけとなって、マインドコントロールされる事案が後を絶たないといわれています。騙される人はとことん騙される傾向にあり、数億円の財産を全て明け渡す例もあれば、会社を乗っ取られることもあります。忠告する家族と縁を切るよう仕向ける占い師さえいます。それでも騙されてしまうのは一体何故でしょうか。それには、世代間での違いは見られないということはわかっているようです。つまり人生経験などといったものは、マインドコントロールの前ではが関係ないと言えるのではないでしょうか。人が生きていく中では、努力では乗り越えられないように感じる壁が立ちはだかり、強い不安やストレスに曝されることがあります。子どもが重い病気に罹ったり、仕事が大失敗したりすると、人はつい「神頼み」をする他なくなる感覚に陥ります。そうした状況を見計らって上手く入り込んでくるのがスピリチュアルです。精神的に疲弊している程度が大きいほど、のめり込んでしまうのはそのためです。特に半信半疑の状態でコミュニケーションを取る中で、超常現象のような事柄が起きれば(例えば何かを言い当てられれば)、一層信じ込みやすい状況が生じます。
 しかし注意して下さい。彼らは実際に「言い当てている」わけではありません。その多くは「コールドリーディング」と呼ばれるもので、多くのクライアントに当て嵌まる事象を、特定のクライアントに当てはめているだけなのです。日本では血液型診断等が当たり前のように展開しており、スピリチュアルを受け入れやすい素地があります。そこに加え、エンターテイメントとして占い等を楽しんでいます。ぜひエンターテイメントで留めるようにしてください。それ以上没入すると大変なことになるかもしれません。

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