マインドコントロール

 ある男性が友人の女性と旅行に出かけた際、神社の近くで占いに興じました。そこまではよくある光景だったのですが、何と占い師が3万円のお守りを購入するよう、勧めてきたのです。男性自身は購入しませんでしたが、連れの女性は何の躊躇いもなく、お守りを購入しました。占い師は神社とは関係のない人であると分かっているにもかかわらず、大金を即座に支払ったのです。
 別の例を挙げましょう。男性が友人の女性の自宅を訪れました。そこでは目立つ水晶が飾られていました。女性はその水晶の価値を熱心に語った後、手をかざすよう、男性に勧めてきました。何かを感じるはずだと、本気で信じている様子だったそうです。男性が驚いたのは水晶の値段で、なんと15万円もするものだったということです。
 これらの例から言えることは、マインドコントロールされた人は、通常の金銭感覚を壊されてしまうということでしょう。そして壊されてしまうのは金銭感覚だけではありません。次に示す例がそれを物語っています。
 ある経営者の男性は、代理業者との契約を打ち切ることにしました。しかしその代理業者によれば、非常に不自然な終わらせ方だったそうです。むしろ打ち切って申し訳ないという様子で、打ち切り後も付き合いが続いたほど、信頼関係は揺るぎませんでした。それにもかかわらず、契約の打ち切りだけは急いだのです。後で知人に聞いて判明したのは、その経営者はオカルト思想に嵌っていたということです。妻が他界して以降通うようになり、オカルト仲間の一人と契約するため、旧知の代理業者との関係を切ったというのが真相でした。
 この例でも言えるのは、騙される人は騙され始める頃、精神的に疲弊しているということです。そして没頭しているスピリチュアル以外のことを犠牲にしてまで、騙され続けるというパターンです。

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